退職代行サービス「EXIT」に退職代行依頼をして実際辞めることができたという実話です。
大手焼き肉チェーン店でアルバイトしていた大学生の甥っ子が学業が忙しくなって辞めようとしたら強引な引き留めにあってしばらく辞めれなかった状況でした。
3年になって就職活動も忙しくなって辞めようとしたところその店長が聞く耳を持たず辞めさせてくれなかったということでした。
家にも同僚が来て説得されたということです。
さすがにこれはあんまりということで退職代行サービスの「EXIT」に依頼し、辞めることができたということです。
学生相手に大手の焼肉店の店長がそんなことするのか?とも思いますが実際に身近に起こった出来事でした。
そこで今回はこの実話をもとに、
- 退職代行EXITに何をお願いできたのか
- どのような形で終わることが出来たのか
を本人の証言を参考にしながら見ていきたいと思います。
同じような目に遭っている人がこれを読むことでなにか解決の糸口を見つけて救われれば本望です。
大手焼き肉チェーン店の過酷な実態
本人はアルバイトで大手焼き肉チェーン店に勤めていました。
最初の頃は面倒見もいい店長に信頼されて一生懸命に働いていました。
ただ店自体が忙しい店で週4日のシフトでアルバイトに入っていたとのことでした。
コロナの時期の人手不足が重なり、シフトに入ってくれるように頼まれていたそうです。
本人は授業を休んでバイトをしていたということです。
ヤバイ兆候はその時から出ていたのです。
本人も真面目な性格でお店の都合に合わせてシフトを積極的に入れたりしていたようです。
結局2年時に単位が足りず一年留年してしまいました。
本人曰く仕事を休みずらかったということです。
親はその時は気づかずどういうことだろうとだけ思っていたようです。
後で分かったことですがその店長が猛烈に仕事をする人でなかなか休むことを言い出せなかったということでした。
休んだりしたら同僚が休んだ人のアパートにまでいって説得するような状況だったようです。
甥っ子もそれをみてなかなか休めないと判断していたようです。
3年に入り就職活動が始まることになってもなかなか休ませてもらえず本人もさすがにビビってしまったということです。
もちろん自分の人生もかかっていることなので辞めることを決意し伝えましたがそれでもなかなか辞めさせてもらえなかったようです。
しかもかなりの説得があったようで家にまで部下が押しかけて説得されたとのことでした。
さすがに就職宣戦も後半になってもうあとがないということで意を決して完全に辞めるとにしたわけです。
そして退職代行サービスを利用することになったようです。
ネットでたまたま検索して出てきた「EXIT」という退職代行会社に依頼することになったのです。
当時本人としては、
とにかく辞めたい。
ということでした。
それでもどうしても辞めさせてくれなかったというわけです。
それで退職代行サービスを依頼することにしました。
退職代行サービス「EXIT」はどんな会社か
ここで退職代行会社の「EXIT」についてみてみましょう。
「EXIT」は日本初の退職代行サービスと言われています。
老舗の退職代行会社で業界でも有名です。
「料金2万円」ということで業界最安値が売りになっています。
メディアの露出も多く比較的メジャーな退職代行サービスの一つです。
民間会社ができる範囲は限られている
退職代行サービス「EXIT」は民間会社が運営しています。
なのでできることは退職の意思を伝えることです。
それも法的拘束力はありません。
そもそも弁護士以外は法律行為(契約の解除など)をすることはできません。(弁護士法72条)
なので弁護士でも労働組合でもない「民間の退職代行会社」は退職の意思の伝達という事実行為しかできないのです。
ただその分料金が安くなります。
この「EXIT」も業界最安値を謳っています。
入社したてや職歴の浅い人がとにかく辞めたいときに利用するサービスといえます。
なので比較的若い人が利用するサービスになっています。
残業未払いや有休消化の交渉などはできません。
ただ低料金と手軽な手続きで会社を辞められる点が受けて人気の退職代行サービスとなっています。
会社の人と会わずに会話せずに辞めたい人にオススメなサービスとなっています。
退職代行サービス「EXIT」の対応
で、結論から言うと私の甥っ子はこのサービスで辞めることが出来ました。
とにかく圧をかけてくる店長に「EXIT」から連絡してもらって辞めることが出来ました。
会社の方は納得していなかったようですがあくまで本人の意思が強いと言うことで折れたようです。
その意味では業界最安値の2万円で目的を達することが出来たことになります。
ただ、荷物や貸与品の返還の際は本人店に行ったようで結局顔を合わせる形になりました。
郵送でも出来たはずですがそこはなぜかちょっとわからないところです。
いろいろ打ち合わせもあったようですが本人の意思なので本人が良ければそれで良いとしておきます。
使ってよかった :本人談
本人及びその親にすれば、
「辞められて本当に良かった」
「もっと早く利用すれば良かった」
「気づいてやれなくて申し訳なかった」
と言うことでした。
ベテラン社員はちょっと注意が必要
確かに 「EXIT」は基本若い人向けだと思います。
有休消化の問題や残業未払いのような問題もなくただ単に辞められればいいというの人にオススメのサービスです。
社員などで長く働いてきている人方にはオススメできません。
いろんな法律行為が発生する可能性があるからです。
残業未払いや有休消化の手続きなどの法律行為が伴うような場合は、やはり弁護士そのものにおねがいするか、退職代行サービスを専門にする弁護士法人などに依頼することになります。
例えばこんなところです。
>>弁護士法人みやびの退職代行サービス料金は5万円を超える形になりますがそれでも純粋に弁護士に頼むよりは安い料金設定になっています。
同じような弁護士法人で最近サービスを始めたこんなところもあります。
>> 【弁護士ビーノ】一度、公式サイトをご覧いただいてからご検討ください。
退職代行サービスは3つのタイプ
退職代行サービスといっても3つのタイプがあったんですね。
整理すると次のようになります。
- 民間会社タイプ 〜料金安いけどできる範囲が限られている
- 労働組合タイプ 〜できる範囲が少し広く料金もほどほど
- 弁護士法人タイプ 〜料金は少し高いが柔軟なサービスが可能
これらで対応しきれない場合は一般の弁護士に依頼するということになります。
あなたの置かれている状況に応じて判断するといった形になりますね。
まとめ
タチの悪い会社にハマった時は躊躇せずに退職代行サービスを利用しましょう。
今回の甥っ子のように留年したり人生を台無しにされることもあります。
勇気を持って辞める方向へ持っていきましょう。
あなたがブラック企業の犠牲になる必要はないのです。
<終わり>
他の退職代行サービスも見てみたい方はこちらの記事へどうぞ。
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