放置型ブラック会社からの脱出【やめて良かった】40代男性社員リアル退職体験談

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私自身、仕事もう無理と思って辞めた経験があります。

休日出勤も見て見ぬ振りの放置型ブラック企業でした。

さすがに会社に愛想が尽きたのです。

家族もいて借金もあってサラリーを稼せがないと生活していけない状況でしたが、「この仕事もう無理、限界!」ということで会社を辞めました。

自分でいうのもなんですが自分は結構忍耐強い方だと思っています。

それにもかかわらず、「仕事もう無理、限界!」というのはどんな状況だったのでしょうか?

恥を忍んで皆さんに紹介したいと思います。

仕事を辞めるかどうか迷っている人の参考になれば幸いです。

目次

地方の老舗スーパーに就職

私は地方の10数店舗ほどの老舗スーパーに正社員として身を置いていました。ちなみにその会社は今はもうありません。

そのスーパーは鮮魚が評判で当時しては非常に繁盛していたスーパーだったと思います。

私はその繁盛店ではなく10数店舗あるうちの規模の小さな店の鮮魚部のチーフ(主任)を任されていました。

小さい店は人員が少ないのでサービス休日出勤

成績もよく売り上げもしっかり上げていたのですが、小さな店なので人員も少なく社員私一人とパートさん4人でシフトを回していました。

頭数はいるのですがなにせ社員が私一人なので自分が休むと店が回らないわけです。

ということで自主的に休みの日も手伝いと称して店に出ていました。

サービス休日出勤みたいなものなので今では許されない違法行為ですがコンプライアンスがまだ確立していなかった当時は当たり前のようになっていました。

会社としてもどうぞ休んでくださいというのですが自分が休日に出てこないと店が回らないという環境は変えてくれませんでした。

今でいうとブラック企業だったのかもしれません。

とにかく人員を補充してくださいといってもなしのつぶてで一向に環境を改善してくれません。

気がつけば3年ほど休みなしで会社に出勤していました。

当然会社の勤怠上は休みということなっているので形の上では公休をとっている形でした。

その間会社は見て見ぬ振りです。

いわゆる放置型ブラックです。

放置型ブラック会社はタチ悪い

これは私が悪いのでしょうか?

思うに少なくとも会社はそれで収益を上げているはずです。

休みなく働いている人がいることも知っているはずです。

それなのに休まない方が悪いみたいなことを言われたら本当にやってられません。

本来であれば強制的でも休ませるべきです。

休める環境を作るべきです。

それを従業員が悪いような言い方をしていたわけですからまさにブラック企業です。

それも知らん顔するブラック企業です。

放置型ブラック企業に分類されるものです。

無作為不作為に従業員を苦しめる一番タチが悪いタイプです。

「仕事もう無理、限界だ!」と思った瞬間

3年半ほどしてさすがに「仕事もう無理、限界だ!」と思いました。

その時は出勤日でいつものように朝から仕事をしていたのですが、朝礼の時についに倒れてしまいました。

その前から頭が朦朧としてスッキリしない状態が数日続いていました。

倒れる直前、私はこう思いました。

「このままこれがずっと続くのか?」

「会社に無視されて休みのない状態がどれだけ続くのか!」

「永遠にゆっくり寝れない日が続くのか」

と思いました。

精神的にまいっていたのかもしれません。

そう考えるともう目の前がフラフラになってその瞬間クラッ、ガクッときたのです。

まさに「仕事もう無理」と思った瞬間でした。

そのあと近くの医院に運ばれ点滴を受けたのですが様子を見に来た本社の人事担当者が迷惑そうな顔をしていたのを覚えています。

どこまでもブラックなんだと思いました。

当時はブラック企業という言葉も存在してなかったのでひどい会社だなと思ったわけです。

知らん顔する会社はもはやブラック

今風にいえば職員が勝手に出勤してくること自体を会社が制止しなくてはなくてはならなかったはずです。

会社がそれを見て見ぬふりをするというのはもってのほかです。

未成熟の中小企業にこのタイプが多いです。

ただ当時はまだそんな会社が多かったと思います。

あなたならどうする?

仕事をしている以上、社会的役割の中でやり遂げないといけないことがあります。

働く人のほどんどが職責を全うさせようと頑張ったり無理をしたりします。

責任ある立場なら尚更です。

今回のサービス休日出勤の事例もそうですがそういう従業員の善意に甘える会社だったとしたらあなたはどういう対応とりますか?

もちろん労働基準監督署への通報もあり得ると思います。

しかし、そうやって働く人は決して会社のダメージを大きくしたいわけではありません。

会社へ貢献したいから身を粉にして働こうとするのです。

なのでほとんどの人が妥協するか泣き寝入りするのです。

今の時代からすればナンセンスなことだと思います。

ブラック企業にハマったら選択肢は2つしかない

でそのあと、私は月給も下げられそうになったので「仕事を辞める決意」をしました。

当然のことだと思います。

というのもその場合取るべき行動は2つしかありません。

ブラックだと妥協して我慢するか辞めるかです。

辞める選択をした場合は上司に退職願を届け出て話をして辞める人がほとんどだと思います。

しかし辞めるにしても会社側の人と会いたくない、話をしたくないという気持ちになる人は当然いるはずです。

そんなとき頼りになるのが退職代行サービスです。

退職代行サービスを利用することでスッキリと会社を辞めれるわけです。

ただこのサービスは残業未払いや退職金問題が発生する職歴の長い人には向きません。

どちらかというとこの退職代行サービスは権利請求関係の少ない入社したばかりの人だとかそういった権利請求関係を捨ててでも辞めたいという人向けです。

そもそもそういう問題を抱えた人が退職する場合は弁護士に頼むべきだからです。

詳しい理由については以前記事を書いています。

興味のある人参考にして見てください。

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最後に

これは全て私の経験談ですが今時はここまでひどいところは少ないかもしれません。

ただそういう会社も皆無でないはずです。

ここまでひどくなくても同様な状況で困っている人も多いと思います。

もう無理、限界だと思ったらもはやその会社に貢献する必要はないと思ってください。

すぐにそこから離れて新しい環境に身をおくべきだと思います。

そのほうがあなたのためになると思います。

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<終わり>

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この記事を書いた人

仕事悩みアドバイザー 40代で2回正社員の転職経験 会社に縛られない生き方を提案

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