退職代行サービスにも安い料金のものがあります。
値段の安い退職代行サービスはどんなサービス内容でしょうか？
リスクはどんなものあるのでしょうか？
結論をいうと選定基準をしっかり持ってちゃんとしたところを選べば大丈夫です。
反面、対応がヤバいところもあります。
いざ退職を決意して退職代行サービスを利用しようと思ってもいろんな会社があってどれを選べばいいか分かりにくいものです。
今回はとにかく安上がりにしたいという人に向けてオススメ紹介しながらサービス内容について解説したいと思います。
低料金の退職代行サービス
なぜ低料金の退職代行サービスは値段が安いのでしょうか？
答えは簡単で、
本人が「辞めたい」と言っていると会社連絡するだけだからです。
伝言を伝えるだけだから安いのです。
基本的に仕事歴の浅い若い人が退職代行サービスを利用することが多いです。
とにかく早くヤメたい、辞めるだけでいいから会社の人と顔を合わせたくない。
ということで若い人達は退職代行サービスを利用するのです。
本来退職行為は契約の雇用契約の解除になるので法律行為です。
法律行為であれば本人以外は弁護士しか代理できません。
ただ退職の意思を伝えるだけなら事実行為でしかないので他の人がやっても大丈夫ということです。
権利義務が発生するのが法律行為に対してそれが発生しないのが事実行為です。
退職代行サービスは本人のかわりに退職意思を伝えるということだけなの事実行為の代行となり他の人でも許されると考えるわけです。
そこに目をつけたのが民間の退職代行会社です。
退職の伝達というのであれば自分たちでもできるというわけです。
単なる伝えるという行為だけなら弁護士以外でもできるので、結果人件費コストも安く抑えることができます。
確かに辞める会社と折衝ごとはあるので多少のコミニケーションスキルは必要になります。
世の中をみると仕事を辞めるに辞めれず困っている人は多いです。
そして仕事を辞めたいと言いにくい人が多いのも事実です。
お金を払って簡単に辞めさせてくれるサービスがあるのであれば確かに便利です。
社会的需要は間違いなくあると判断したわけです。
そんなことで値段の安い退職代行サービスがビジネスとして成り立っているのです。
まさに需要があるからなですね。
低料金の退職代行サービスの特徴
今見てきたように料金の安い退職代行サービスは法律行為のできない民間会社がやっています。
一般の民間会社なのでやれることも限定的です。
また信用が弱いので、
- 弁護士監修
- 労働組合と提携
といった形で信用付けを行なっています。
いわゆるお墨付きです。
できる範囲は限られるのでこれらはあまり意味をなさないと思った方がいいでしょう。
低料金の退職代行サービスの内容
一般の民間会社がどういうことをしてくれるかについては、
基本辞める会社に対して、
- 本人が退職の意思があると連絡し
- その会社の了承を得て
- 本人に以降直接連絡しないように要請する
といった流れになります。
このほか
付帯行為として、
- 退職手続きの書類を本人に郵送するように要請したり、
- 私物を郵送してくれるように要請したりします。
これはその会社によって対応が違うので個別に確認が必要です。
またいずれも一般の民間会社なので要請という形になります。
低料金の退職代行サービスの値段
ではいくらからが安い代行サービスといえるのでしょうか？
基本的に正社員25,000円以下だと安いと思います。
ただしオプション込み込みで25,000円だとしたら十分安いといえます。
低価格の退職代行サービス会社一覧
低価格でやっている退職代行サービス会社にはどんな会社があるのでしょう。
正社員とパートアルバイトに分けて見ましょう。
正社員、派遣、契約社員
まず正社員、派遣、契約社員25,000円以下の退職代行会社を紹介します。
| オススメ度 | 退職代行会社（クリックで公式サイトへ） | タイプ | 基本料金（税込） | 備考 |
| △ |  【CLEAR（クリア）】 | 民間会社 | 18,000円 | |
| △ | ネルサポ | 民間会社 | 22,000円 | |
| ○ | 退職代行サービス【モームリ】 | 民間会社 | 22,000円 | |
| △ | 【ABAYO】 | 民間会社 | 22,000円 | |
| ◎ | オイトマ | 労働組合 | 24,000円 | |
| ○ | 【TORIKESHI(トリケシ)】 | 労働組合 | 25,000円 | |
| △ | リーガルジャパン | 民間会社 | 25,000円 |
パート・アルバイト
アルバイト・パート（社会保険未加入）はさら安くなります。
アルバイト・パート（社会保険未加入）であれば20,000円以下が安いといえます。
| オススメ度 | 退職代行会社（クリックで公式サイトへ） | 基本料金（税込） | 備考 |
| △ | 【CLEAR（クリア）】 | 11,000円 | |
| ○ | 退職代行サービス【モームリ】 | 12,000円 | |
| △ | 【男の退職代行】 | 19,800円 | |
| △ | 【わたしNEXT】 | 19,800円 |
低料金の退職代行サービスの利用者
低料金の退職代行サービスがオススメな人はどんな人でしょう。
値段の安い退職代行サービスはやはり職歴の浅い人や法律関係の問題のない人にオススメです。
権利関係にトラブルや問題があるようなら最初から弁護士などに頼むべきです。
そういった意味で若い人が利用することが多くなっています。
低料金の退職代行サービスのリスク
低料金の退職代行サービスにはどんなリスクがあるのでしょうか？
退職代行サービスを利用しているにもかかわらず辞めれないということもあり得ます。
会社から直接連絡が来てそれに対応すると辞めにくくなったりします。
退職代行会社に支払った料金が丸々無駄になってしまいます。
返金対応をしてくれるサービスもあるので事前に確認しておきましょう。
さらに最悪なのが辞める会社から損害賠償されるということもあり得ます。
引き続きが不十分で損害を与える場合です。
実際の訴訟でも損害賠償が認められたケースもあります。
ここは十分相談しながら対応した方がいいでしょう。
低料金の退職代行サービスはオススメか？
考えようでとりあえず辞めるだけでいいというのであれば利用してもいいと思います。
しかし、あまり知名度がなかったり聞いたことがないようなところは避けた方がいいでしょう。
基準としては利用者が安定的にあるところであればリスクは少ないといえるでしょう。
ちょっと心配という方はこちらの記事も参考にしてみてください。
最後に
とにかく今の苦境から自分を解放しましょう。
会社がおかしいこともあります。
上司がおかしいこともあります。
その犠牲にあなたがなる必要はありません。
今すぐその環境から離れることを最優先してください。
一刻も早く次のステップへ進むのです！
＜終わり＞
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